2020年からの世界的なCOVID-19の拡大に伴い、国内の研究者同士の交流機会は著しく減少しています。

学協会等において、ウェビナーをはじめとしたオンラインでの学術交流の取組は進められておりますが、

現状の取組は一方向型の情報共有が主たる要素で、双方向型のコミュニケーションや意見交換には適していません。

　一方で、メタバース空間では、現実の空間と同様に距離の概念が存在し、身振り手振りを交えた直感的な対話が可能であるなど、

双方向コミュニケーションを現実と相違ないレベルで実現することが可能であり、学術交流の場として十分に機能します。

　このメタバース空間の特徴を最大限に活かして、ウィズコロナ時代に激減した研究者間の交流を復活させ、

日本の科学技術をけん引する研究者の学術交流に寄与することを我々は目的としています。